耳の毛のお話

どうも、minatoです。

Delightでのわんちゃんの耳の毛のお話と取扱とお願いをお伝えします。

わんちゃんの耳の毛は犬種、または個体によってボーボーな子もいればツルツルな子もいます。

プードルやシュナウザーなどはボーボータイプでチワワやダックスフンドはツルツルタイプ。

ボーボータイプがメインとなります。

耳の毛は抜く必要はない

なぜ、毛って生えてるのでしょうか?

それは、必要だからです。

わんちゃんの耳の毛は専門学校の時から抜きなさいと学んできました。

確かに美容という面では脱毛によって見た目を綺麗にするのが目的でもあります。

ここはminatoも納得はします。

しかーし、耳の毛を抜く必要があるのか?

出ている毛を切るだけでもいいのではないのか?と考えました。

minatoの理論として、耳の中の汚れや垢などを耳の毛が外に押し出す役割をしているではないかと。ならば、耳垢などがついた押し出された毛を切れば耳の中は清潔ではないのかと。

18年間トリマーとしてminatoは耳の毛を抜かない主義を貫き続けています。

minatoがトリミングさせていただいてるお客様で耳の悪い子は少なく、逆に触らないからよくなる子もいます。

なので、耳毛は抜く必要がないと結論付けました。

こんなの感じから

抜かずに出てる毛を切るだけ。

耳悪い子の特徴

耳の悪い子の特徴として

1.お家でシャンプーやお風呂に入れている。

2.トリミングサロンで耳の毛を抜かれて何か知らないけど薬剤で耳の洗浄をしている。

3.アレルギーによる内耳炎、外耳炎。

大きくはこの3つです。

Delightではシャンプーの時は耳をしっかり手で塞いでわんちゃんの顔を洗います。

未だに、耳に水が入っても大丈夫。だとか、わんちゃんは耳の水は顔を振ったら出てくるとか、どんな根拠なのかわからない理由でじゃばじゃばと顔に水をかけるお店が多くあり、何考えてんだろうな?同じ様にトリマーの頭洗ってやろうかなって思います。

最悪なのがシャンプーで耳の中を洗うお店です。本当にやめてほしいです。

1のお家でシャンプーされるお客様のほとんどは耳を押さえずに洗ってる事があり、耳の中に水が入りそのまま雑菌が繁殖して耳が悪くなっている事があります。安心できるシャンプーの仕方をまなぶ事をおすすめします。

2のトリミングサロンのほとんどは未だに耳の毛をガシガシ抜いて、イヤークリーナーなるものでゴシゴシ皮膚を擦ってます。ガシガシ、ゴシゴシする事で皮膚に傷がつき雑菌が繁殖して悪くなる事がほとんどです。やめていただきたい。

3のアレルギーに関しては獣医さんの診察、指導のもと、正しい治療が必要です。

抜く必要がある場合

すべてのわんちゃんが抜かなくていいというわけではなく、上記の1.2.3による耳の状態が悪い子に関しては3に書いた様に獣医さんの診察による指導で治療薬を塗布する為に毛を抜く必要はあるかと思います。

最後に

耳の毛に関してはminatoとしてはできるだけ抜かないトリミングが理想と考えてます。

現代の商売において正しい情報ではなく、売上を上げる為に必要でない物事にまで価値を付けて提供する社会となりつつあります。

Delightでは本質を見極めて無駄なくお客様とわんちゃんに最高のサービスを提供していく所存です。

Delightのブログを読んでDelightのお客様もそうでない飼い主様も飼い主としての在り方を模索していただけたらと想います。

今、行かれてるトリミングサロンで耳の毛を抜くのは結構です。と言える飼い主様が一人でも増えることを願ってます。

Delightでは耳の毛は獣医師の診断、治療以外は抜かずに切る事を実施していきますのでご理解、ご協力をお願いします。

トリミングのご相談やお悩みなどDelightスタッフがお聞きします。何でもお気軽におききくださいね。

※Delightでは飼い主様の許可を得て動画、写真等を使用してます。