肛門腺のお話

どうも、minatoです。

お客様からのご質問で多いわんちゃんの肛門腺についてDelightの取扱や考えを伝えます。

肛門腺を出す必要はない

minatoはトリマーとして18年目です。

専門学校の時から当たり前のように肛門腺を絞りなさいと学んできました。

何を学んだのか?それは肛門腺を出さないと腫れて裂けたりするというminatoには理解しにくい理由でした。

肛門腺を絞る時に嫌がるわんちゃんも多く、なぜ、嫌がる肛門腺を絞り出さなければならないのかと疑問に思いました。

そして、小さい時から犬を飼ってましたが一度も肛門腺なんて破れた事もなく裂けたりした事もありませんでした。

お店を始めて多くのわんちゃんをトリミングさせていただく中でファーストトリミングからさせていただいてるわんちゃんは肛門腺には一切触れずにトリミングをしてきました。未だに何の問題もない事実を持ってます。

しかし、他店から来られるわんちゃんやインターネットの机上の空論に捕まった飼い主様は必ず肛門腺を絞られてきます。トリミングが終わるとお尻を床に擦り付けたり、お尻を触るのを嫌がる様になってます。よくよくお話を聞くとお家で肛門腺が裂けたりした事があると。

この様にminatoの18年間のデータによると肛門腺を絞らないトリミングが一番だと結論付けて現在もこの先もDelightでは肛門腺を絞る必要はないとしていきます。

minatoの考え

肛門腺をなぜ、絞るとダメなのか?

minatoはこの様に考えてます。

肛門腺は身体の構造として必要なものには変わりないのですが、使わなければ生成されにくく、使えば使うほど多く生成されると考えてます。

そして、絞るたびに肛門腺は痛み、傷つき、それが原因で雑菌が入り化膿して裂けて肛門腺が出てくるのではないかと。

無理に使えば必要としてより多くの分泌液を生成する。

身体の本来の機能ではないでしょうか?

これはあくまでも18年間の経験によるminato個人の考えなのでご理解ください。

例外もある

健全な、わんちゃんは肛門腺を絞る必要はないと考えてますが獣医さんの診断により病気や生まれつき肛門腺を生成しすぎるわんちゃんは治療として行う必要があると思います。

それには獣医さんによる診察が必要です。

注意点として、獣医さんでもトリミングサロンでも世論や風潮で肛門腺を絞らないといけないと、どのわんちゃんにも進める所は要注意。

Delightでは肛門腺は医療行為として考えてます。

最後に

現代の商売において正しい情報ではなく、売上を上げる為に必要でない物事にまで価値を付けて提供する社会となりつつあります。

Delightでは本質を見極めて無駄なくお客様とわんちゃんに最高のサービスを提供していく所存です。

Delightのブログを読んでDelightのお客様もそうでない飼い主様も飼い主としての在り方を模索していただけたらと想います。

今、行かれてるトリミングサロンで肛門腺を絞るのは結構です。と言える飼い主様が一人でも増えることを願ってます。

トリミングのご相談やお悩みなどDelightスタッフがお聞きします。何でもお気軽におききくださいね。

※Delightでは飼い主様の許可を得て動画、写真等を使用してます。